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2024.06.17

造作家具とは?種類やメリット、制作する際の注意点を詳しく紹介

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オフィス家具や家庭用家具を選ぶ際に既製品では満足できない方にとって、造作家具は理想の選択肢です。サイズや素材、デザイン、使いやすさをイメージし、自由にカスタマイズできる造作家具は、空間のバランスを整え、使い勝手を最大限に考慮した配置が可能です。

この記事では、造作家具について、他の家具との違いやメリット、作成する際の注意点などについて詳しく紹介するので、ぜひ理想の空間づくりのご参考になさってください。

 

造作家具について

まず初めに造作家具についてわかりやすく紹介します。

 

造作家具とは

造作家具は、オーダーメイド家具の一種で、空間にぴったり合うように設計・制作された家具のことで、一般的には天井や床、壁に固定される造り付けの家具を指します。

造作家具は、空間を機能的かつ美しくまとめる役割があり、新築の住宅はもちろん、既存の住宅をリノベーションする際に活用されます。

建物の空間と一体化するようにデザインするので、見た目の良さと使い勝手の良さを両立させることができます。

 

 「造作」という言葉の意味

「造作」という言葉の意味について説明します。

「造作」は建築用語で「建物内部の柱や梁などの構造を除いた、仕上げや取付工事全般」を指す言葉です。しかし、リノベーションによる住まいづくりの現場における「造作」は、「作り付け」の家具や棚、収納スペースを表す言葉として使用されます。

 

造作家具と置き家具の違い

造作家具とは、前述のとおり、空間に合わせて設計・制作されるオーダーメイドの家具であり、天井や床、壁に固定されることが特徴です。一方、置き家具は、インテリアショップなどで取り扱われている既製品の家具を指します。

置き家具は、色や素材、サイズに制限があるものの、コストパフォーマンスが良く、移動や再配置が容易な点がメリットとして挙げられます。

対して、造作家具は特定の空間に合わせて作られるため、移動させることは難しいですが、空間全体との調和が取れやすく、機能性と美しさを兼ね備えています。

 

オーダー家具と造作家具の違い

オーダー家具とは、寸法や素材、デザインを個々のニーズに合わせて制作する家具の総称で、移動可能な置き家具と、床や壁に固定する造作家具の2種類があります。

造作家具は、特定の空間に完全に合わせて設計され、壁や床に固定されるため、統一感のある仕上がりが特徴です。一方、置き家具は自由に配置や移動が可能で、手軽に空間に取り入れることができます。

オーダー家具の最大の魅力は、ライフスタイルや空間に合わせて、最適な家具を作り出せる点です。既製品の家具の中から、空間や希望に沿う家具が見つからない場合は、ぜひ、私たちにご相談ください。ご要望に応じた最適なオーダー家具をご提供いたします。

予算やスケジュールについてご相談いただければ最適なプランをご提案いたします。詳しくはコンタクトページからお問い合わせください。

 

造作家具の費用

造作家具は新築、リフォーム、リノベーションに合わせて設置されるので、価格は素材やサイズによって変動します。

例えば、新築時にクローゼットや靴箱などを造作家具で設置する場合、それぞれ10万円から30万円程度が目安となります。造作家具は予算に応じてオーダーできるため、本棚などサイズが小さい家具の場合であれば、10万円以下で作ることも可能です。

 

造作できる家具の種類

主な造作家具の例をいくつか紹介します。

 

 収納棚

収納棚の造作家具には多様な種類があります。例えば、天井から床まで壁一面の本棚や収納スペースを設けた階段、部屋と部屋の仕切りの役割を持つ本棚などが挙げられます。

これらの収納棚は、部屋の空間や暮らしに合わせてオーダーメイドで取り付けるので、空間を有効活用し、より快適に過ごせる空間を実現します。

 

デスクやテーブル

デスクやテーブルの例を挙げると、部屋の広さや形に合わせたテーブルや、利用者の身体のサイズや用途に合わせて高さや大きさを調整したデスク等が挙げられます。

これらのデスクやテーブルは、他の造作家具や壁のサイズに合わせて作り付けるケースが多く、空間を無駄なく使うことができます。

 

ベッド

ベッドも造作家具として設計されることが多いです。床下収納を備えているベッドや、一段目がクローゼットの機能を備えている二段ベッドなどがよくある造作家具のかたちです。

部屋のサイズや用途、デザインに合わせて、自由な発想で造り付けることができるのが魅力です。

 

造作家具を設える工事の種類

造作家具をしつらえる工事は、大工工事と家具工事の二種類があります。それぞれ詳しく説明します。

 

大工工事

大工工事は、建築現場に材料を運び、大工作業員がその場で家具を作成する工事です。

家具の運搬費用を抑えられる点や、大きさや厚さの微調整がその場で可能な点がメリットとして挙げられます。さらに、塗装に関しても、その場で空間に合わせて色味を調整できます。

一方で、持ち込める道具に制限があるため、細かい構造や複雑な構造の家具を作成することが難しい点や、現場で利用できる材料や道具が限られている点がデメリットとして挙げられます。

それでも、現場での柔軟な対応力と、空間にぴったりと合った家具を提供できる点で、大工工事は造作家具を設える際に多くの場面で採用されています。

 

 家具工事

家具工事は、家具工場であらかじめ制作した家具を現場に搬入して設置する工事です。

家具工場では設備が充実しているため、建築現場で作成できない複雑な構造の家具を作成できるので、細かいディテールの見た目にこだわった美しい家具を高品質で仕上げるのに優れています。

しかし、完成した家具を現場に運び入れる高額の運搬費用が必要となる点や搬入した後、家具の色味やサイズが異なるといったトラブルが発生するおそれがあります。

家具工事は、精度の高い美しい家具を求める際に適した方法ですが、運搬や設置に関するコストやリスクも考慮する必要があります。

 

造作家具のメリット

造作家具はオーダーメイドの見た目が美しく、利便性が良いという印象を持つ方が多いですが、他にもメリットがあるのでそれぞれ詳しくお伝えします。

 

空間を無駄なく活用できる

ご自宅の家具レイアウトを考えていると、ぴったりと収まらないためデッドスペースが生まれることがあります。その結果、全ての空間を有効活用できなくなるおそれがあります。

しかし、造作家具は、空間に合わせて寸法を決められるので、デッドスペースを無くせます。本来の空間を最大限に活用することができるので、より快適で効率的な住まいを実現することができます。

 

使いやすくカスタマイズできる

利用者に合わせた寸法で設えることが出来るので、使いやすい家具が手に入ります。机の高さや収納の広さ、設備までカスタマイズできるので、日々の作業がより快適になります。

 

デザインを統一できる

造作家具は、シンプルでナチュラルな空間を求める方にとって理想的な選択肢と言えます。

フローリングや板張りの壁など視界に入る木製のものと色合いを合わせられるので、インテリア全体をスッキリと統一感のあるデザインにまとめ、洗練された美しい住まいを実現できます。

 

素材やデザインにこだわれる

造作家具に用いられる無垢材や化粧板などの色柄や樹種まで自由にこだわれるので、自分だけの特別な家具を手に入れたい方は、ぜひ造作家具を検討してみてください。

自身とゆかりある土地の木材を用いたり、海外の珍しい木材を用いるなど自分だけの家具を作るバリエーションは豊富です。

 

耐震性を高める

東京消防庁の調べによると、近年発生した大地震を対象に、怪我につながる原因の半数近くが「家具の転倒・落下・移動」です。家具の転倒・落下・移動は、直接的に人や物に被害をもたらすだけでなく、避難経路を防いだり、火災の元になるなど二次災害を巻き起こす恐れがあります。

万が一の地震に備えて、床や天井、壁に固定する造作家具は地震対策に有効といえます。

 

掃除がしやすい

どんなにこだわりの家具を選んでも、住み始めてから掃除が大変だとストレスになることがあります。既製品の家具の場合、狭い隙間が生まれるため、掃除をするのに手間がかかりますが、造作家具は固定されており移動しないため、余計な隙間がなく、掃除の手間を減らせるのが大きなメリットです。

 

空間に合わせられる

敷地条件や建て方によっては、配置する家具がきれいに収まらないことがありますが、造作家具なら、不規則な形状の壁であっても、隙間なく家具や棚を作り付けることができます。

どんなスペースでも無駄なく有効活用できるのが造作家具の魅力です。

 

造作家具のデメリット

造作家具には多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。デメリットも抑えていると造作家具を設える際に役立ちます。

 

時間がかかり、完成まで現物確認できない

造作家具を制作するための打ち合わせは一般的に複数回に渡ります。理想の家具を制作するために、サイズや素材、家具の設置場所などを担当者を交え、図面化と見積もり作成を行う為、一度の打ち合わせに要する時間が長いです。

また、長い時間をかけて制作する家具は完成するまで現物確認できないため、完成した家具が自分のイメージしていたものにならない可能性もあります。そのため、打ち合わせが長くても、しっかりと希望を伝え、制作する家具のイメージをお互いで共有することが大切です。

 

 家具の移動が難しい

造作家具は床や壁、天井に固定されるため、一度設置すると動かすことができません。もし、固定した家具を撤去することになれば、固定部分を破壊した後に修復する必要があるため、撤去工事と修復工事合わせた高額費用が必要になります。

もし将来的に家具の移動を考えている場合は、担当者に前もって相談し、固定せずに制作してもらうように依頼しましょう。

 

 値段が高くなる

造作家具は、自分の要望に沿ってオリジナルの家具が制作出来る一方、量産できる既製品と比べると特注品となるので、既製品の家具と比べると値眼が高くなる場合が多いです。

打ち合わせの際に、担当者に予算を伝え、希望するデザインや素材を考慮しながら、予算とのバランスを見極めて家具制作を進めるのがポイントです。

 

 造作家具を制作する際の注意点

理想の造作家具を制作するためのよくある注意点についてお伝えします。次の注意点はどちらも造作家具を制作する際に大切なポイントになります。

 

生活動線や使いやすさを考える

造作家具を制作する際には実際に利用する時の生活動線や利便性を考えましょう。

見た目や機能にこだわり理想の家具が完成しても、生活動線から外れていたり、設置場所や既製品の家具とのバランスにより、造作家具の使いやすさが発揮できないことがあります。

快適な空間を設けるためには、造作家具と置き家具の全体的なまとまりを意識しましょう。

 

業者をしっかり選ぶ

希望に沿った造作家具に対応できる業者は限られます。簡単なデザインの棚などは作れたとしてもデザインやサイズ、コンセプトなど細かい要望が詰まったオーダーメイドの家具の制作は対応できないことがあります。

造作家具の制作を任せる業者を選ぶ際は、ホームページなどで紹介されている過去の施工事例や顧客の評判を参考にし、自分の理想とするデザインに対応できるかを確認しましょう。

 

造作家具でオフィスが快適に

造作家具なら素材や色合いにこだわり、オフィスのレイアウトにぴったり合った家具が手に入ります。無駄なスペースを減らし、機能的で美しいだけでなく、機能性を重視し、オフィス内の導線やワークフローを考えて造作家具を設置すれば、社員の働くモチベーションも向上し、生産性を高められます。

造作家具は、オフィス全体のデザイン性を高め、働きやすい環境を整えるだけでなく、耐震性にも優れているので、企業にとって、安心安全に働くことができる環境を提供するのに役立つ製品といえるでしょう。

 

まとめ

今回は、造作家具について、メリット・デメリットや制作する際の注意点などについて詳しくご紹介しました。造作家具は、オフィスや家庭の空間を最大限に活用し、効率的で美しいデザインを実現するための優れた家具です。

造作家具の魅力とメリットについてご紹介しましたが、造作家具は、オーダー家具の一種で固定した家具を指します。配置換えや模様替えを将来的に考えている場合は、移動できる置き家具をおすすめします。

私たちは、お客様のご要望に応じた最適なオーダー家具(置き家具)の制作をお手伝いします。専門の設計士やデザイナーが、あなたの理想を形にするために丁寧にサポートいたします。ぜひ一度、オーダーメイド家具にご興味ある場合は、ぜひコンタクトページからご相談ください。お待ちしております。

 

 

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